■【主なお悩み】
「今、高3でテニスをしています。
胸の下部で、左右の肋骨が痛くて、
病院・接骨院・整体院と、いろいろなところで受診しましたが、
良くならず、気のせいだと言われてしまいました。
自分では、絶対に気のせいではないと思っています。

また、高2の時、腰椎分離症を患い、最近また腰痛が出てきました。
それと、右外反母趾と左内反小趾が凄く痛いです!」

■【その他の全身状態】
首の動きが悪い
腰椎分離症(高2・ 3ヵ月コルセット固定で治癒)
股関節が硬い(パトリックテスト陽性)
太ももの後の筋肉が硬い
膝が柔らか過ぎて逆反りする(反張膝)
O脚など

■【体調など】
時々立ちくらみ
胃腸の調子が悪い
冷え性
慢性疲労など

■【足裏の状態】
浮き指
外反母趾
扁平足
タコが多い
リスフラン関節の緩み

■【解決策など】
一番お悩みの、肋骨の痛みは、簡単なものだと思います。
テニス部のハードな練習により、胸郭に過度の捻りなどが加わり、
肋骨の柔らかい部分(肋軟骨)がたくさん束ねてある前胸部に、炎症が起きているものです。

横隔膜や腹筋群が広く付着している部位なので、過剰な刺激となっています。
練習量を調整することで、解決します。

しかし、フットケアの観点からは、全身の状態が良くありません。
足裏からくる過剰な衝撃で全身に緊張が起こり、身体中のトラブルの原因となっています。
一流のスポーツ選手を目指すためにも、
先ず、足裏バランスを整えることが、とても大切だと言えます。

今の状態(土台が歪んでいる)で、
運動をすればするほど(頑張れば頑張るほど)身体を壊す可能性が高まります。