■【主なお悩み】
「一年前から、腰痛と座骨神経痛が良くならず、困っています。
また最近、右胸の鎖骨が前に飛び出していることに気が付き、心配になっています。
体の歪みも、気になっています。
それと、両手首の親指側(CM関節)が腫れて飛び出していて、
痛くてタオルを絞れません。」

■【解決策など】
40才代になると関節軟骨が変形しやすい
へバーデン結節という女性にとても多い病気があります。
手指の第1関節に発症することで知られています。
〇〇さんの場合も、
このへバーデン結節の影響を受けていると思われます。
でも、ご安心ください。

※余談ですが、この病気の原因は、よく分かっていません。
最近になって、ようやく女性ホルモンの減少が原因では、
ということになって来たようです。

※へバーデン結節は手指の第1関節だけの病気だと、限定されています。
もし女性ホルモンの減少が原因だとすれば、
手指の第1関節に限らず、全身的に発症しても不思議ではありません。

※カサハラ式フットケア整体では以前から上記のように、
へバーデン結節は、全身的に発症するものとして捉えており、
痛みや変形をともなう足や膝などの長年改善しない状態に対しても、
オリジナルの固定を用いた施術を行っており、
とても満足していただいております。

さて、当院のホームページをご覧になってお気づきの通り、
土台の歪みが、全体の歪みを作ると云うことです。

不調の部位だけに目を向けて施術をしていても、
改善しないことが多くあります。
〇〇さんの場合にも、全身整体が最良の方法だと言えます!

(1)鎖骨の飛び出しは、
ねこ背・巻き肩・就寝時の姿勢が主な原因だと思われますし、
胸郭(胸椎・肋骨・胸骨)の歪みも影響しています。

(2)腰痛と座骨神経痛についても、
足裏(体の土台)の歪みの影響を受けて、骨盤の歪みや、
腰から背中にかけての歪み(右側弯症)が起こっていることで、
長年の悩みになっていると思われます。

(3)自律神経失調状態の方は、
首を悪くされている方に多いです。
首こり肩こりが強くなると、イライラ感が多くなり、
ストレスが溜まり続けて、胃腸の働きに影響を与えることからも、
ご理解いただけると思います。
首が悪いことに気づいていない方がとても多いですね。

(4)両手首の痛みは、
痛みがある時に関節軟骨の変形が進む時で、手のへバーデン結節だと
思われますので、適切な対応が必要です。

■【全身状態】
首こり
肩こり
巻き肩
手のCM関節の変形
背骨の側弯症
腰痛
座骨神経痛

■【体調】
自律神経失調状態

■【足裏の状態】
浮き指
内反小趾
足底面積の左右の違い
タコ